綿菓子のような憂鬱にさいなまれた私とメタファーとしての月曜日
みなさん、おはこんばんにちは!
そして本当にお久しぶりです。
呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!御坂1239段ことアノニマスです!
本日はねTwitterで#3000文字チャレンジというものを見かけましておもしろそうでしたので久しぶりに重たい腰を上げた次第でございます。
というわけで、いよいよ本題の3000文字チャレンジの方に進みましょう!
【綿菓子のような憂鬱にさいなまれた私とメタファーとしての月曜日】
まずこの文章を書き始める前にまず、私という人物を紹介する必要があるように思える。ともったいぶった書き出しで始めたが、実のことを言うと私はなんて事のない大学生だ。大学という決められた閉鎖空間の中で4年間勉学を学友たちと共にし、「人間」としての根幹を形成し、少しばかりの青春を過ごす者。これが世間一般における大学生のイメージだし、私もその一般増に漏れることなくごく普通の大学生活を送っていた。消して多くはないが友人というものもいるし、何回かはガールフレンドというのにも恵まれたことがある。おかげでここ一二年というものは私にとっては幾分満足できるものだったのだ。
しかしながら、最近妙なことにその普通の生活が何か物足りなく感じてきたのだ。これ以上の刺激を求めているわけでもなく、中学生のように「普通」という悪魔のふりした無機物に反抗してみたくなったのではない。最初は物足りないだけで済んだ。しかし時が経つにつれてその「物足りない」という感覚が次第に増幅していった。そして最終的には、私のこころの中心にはマンホール大ほどの大きさの穴が、それはまるでカラヤンが逝った直後のベルリンフィルのような静かな余韻と、そして膨れ上がる嫌悪感を纏うようになっていったのである。
一週間が過ぎ一か月が過ぎた。三か月経ったかなと思う頃には一年の年月が過ぎていた。光陰矢の如しである。その過ぎ去った時の早すぎるスピードに全くついて行けなかった私はその一年という時間をほぼ無に帰してしまったのだ。
しかしどうやら奇妙なことに人生というのはどうも平均へと回帰したがるらしい。私はとある動画サイトで一本の動画を見つけたのだった。