第三十一期竜王戦第三局
みなさまこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?
私はというと、最近めっきり涼しくなり朝晩は息が白くなったのに驚いています。
さて、今回はその寒さを吹き飛ばす熱い戦いをご紹介します。
なにかと言うと、本日11月1日より将棋の竜王戦第三局が始まります!
竜王戦とは何ぞや?という方のために少し説明いたしますと、
竜王戦は将棋界8大タイトルのうちの一つで、その中でも最高棋戦とされています。長い歴史があり、前身である九段戦と十段戦が発展的に解消された後に誕生しました。優勝賞金は棋界最高で4320万円となっています。持ち時間が双方八時間ずつと非常に長く(棋戦としては二番目に長い。一番は名人戦の九時間)二日にかけて戦われます。連続五期獲得もしくは通算七期獲得で衛星竜王の称号が与えられ、渡辺明棋王と羽生善治竜王が達成しています。
という感じですね。
まあわかりやすく言いますと、無茶苦茶対局時間長いし賞金も多いよ~、ってかんじですね。
昨季は羽生棋聖(当時)の永世七冠なるか、というシリーズでしたので注目度が相当高かったですね。
しかし今季もかなりの注目度となっています。なぜかというと羽生竜王の通算タイトル100期達成がかかっているからです。
実は100期に王手をかけてから二回タイトル戦に出ているのですが、二回とも失敗していました。
そして今回の竜王戦はといいますと、開幕から羽生竜王が二連勝しました。
特に第二局は後手の羽生竜王が細い攻めを巧みにつなぎ、神がかり的な寄せをしての素晴らしい将棋でした。
さきほど午前九時から第三局が始まりまして、本局も角換わり相腰掛銀となっています。
今回はどのような素晴らしい対局を見せてもらえるのでしょうか?
今からドキドキが止まりません!!!