日本人と日本の英語教育①
みなさま、こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?いよいよ冬本番ですが風邪などはひかれていないでしょうか?
最近は日本もめっきり涼しくなったようですが、私がいるところはもうそろそろ最高気温が氷点下に達しそうです。。。
ということで(どういうことやねん!)、今回は日本と英語の関係性について話していきたいと思います。
とりあえずこのような記事を書くにあたりいくつか似たような内容の記事を探してみたのですが、どれもこれもありきたりというか、とりあえず日本の英語教育はだめだから留学しろ!とかどちらかというとネガティブな内容なんですね。
まあ今から私が話す内容もネガティブな要素を含んでいますが、どちらかというと「じゃあこれからはどうしたらいいのか?」「どうしたら世界をまたにかけて英語を使って仕事をできるのか?」といった感じで若干ですがポジティブ的な方向性で行きたいと思っています!
まず大前提として、英語を使うというのはどういうことなのでしょうか?
私が思っているのは
1.単語を知ってる(ボキャブラリー能力)
2.ある程度の文法力がある(グラマー)
3.流暢である(フルーエンシー)
4.聞いてその言葉を判別できる(リスニンフ能力)
の4つだと思っています。
しかし果たしてこれらのことを中高6年間の英語教育でマスターできるかというと、(もちろん人にもよりますが)相当難しいです。
私は何の変哲もない公立の中学を経て一応国際科がある私立高校を出たわけなんですけど、正味言ってほとんど何も得られませんでした。
まだしいて言えば②の文法力ぐらいでしょうか。。。
ではなぜなのでしょうか?
私が思いついた理由を書き出すと
1.明らかに学習時間が足りない
2.始めるのが中学校からでは遅い
3.文法至上主義の毛がある
4.単純に私があほだった
の4つです。
このなかで④の項目ですが、中学時代私は平均点以下を一回もとったことがありませんでしたし(わたしの雀の涙ほどしかない自慢の一つです。どうか右から左へ受け流してください)、高校は偏差値が70を超えるいわゆる進学校の国際科にいましたので(国際科自体は偏差値65前後です)世間一般的に見てもあほではないと思います。
そうなると考えられる理由は①から③の3つですね。順番に見ていきましょう。
まずは①の明らかに学習時間が足りないです。
英語を学んでいる留学生に対してのお決まりの質問の一つとして「どれくらい英語を勉強してるの?」というのがあります。そこでいつも私は「中一からだから(英語ではGrade7つまり7年生といいます)6年とちょっとだね」と返します。
そうするときまって「すごいね!」と返されるわけですが(完全なお世辞です)、これは今まで私が聞いてきた中で一番短い期間なのです。
今現在大学に通っているのですが、その中だと大抵は10年前後。特に中国や韓国から来ている人たちは「2歳のころから」とか「生まれた時から」というのが多いんですね。
そして私が何を言いたいかといいますと、感想としてある程度は勉強してきた期間と英語力は比例してるね、ということです。これは私の妬みでもなんでもなく、単純に抱いた感想です。
例えば今、同じ大学に同じ時期に日本から来ている人が一人いるんですけど、最初の日に彼女が英語を話してるの聞いてびっくりしたんですね。ものすごくうまかったんです。私のへなちょこ英語とは比べ物にならないんです、全く歯が立ちませんでした。そこでよくよく聞いてみると、小さいころから英語に親しい環境にいたとのこと。まあそれ以上に彼女の日々の努力の賜物でもあります。そこは単純に尊敬してます。
ちょっと話がそれましたが、まずはよくよく考えてみてくださいよ。私たちが日本語をマスターするのに何年かかりました?私は18年と少し日本でずっと生活を送ってましたけど、自分の日本語が完璧だとは一回も思ったことがありません。
そのうえで中高の6年間、週に5回とかそこらの授業数である程度の英語力を身に着けるなんてものは全く不可能なのです。
(もちろん同世代の人でも全くネイティブと変わらない英語を話す人を何人も知ってますが、全員が全員何か別の努力をしてきてます。
ということで、日本の義務教育には十分な英語力を身に着けるだけの時間がないということが分かってもらえたと思います。
では早速次のトピックに、、、
行きたかったのですが、大学の課題等で忙しいので今日はここで打ち止めとさせてもらいます。
また暇になりましたらどんどん書いていきたいと思いますので、またその時はよろしくお願いいたします。